ブルーベリー農園の土台づくり――田んぼだった畑が、実りの場所に変わるまで

雨が降るたびに、畑の低いところに水たまりができていました。

長靴で踏み入ると、ぐちゃっと沈む感触。「ここで本当にブルーベリーが育つのだろうか」と、正直なところ、何度か不安になりました。

この土地は、もともと田んぼでした。

祖父がかつて農業をしていた場所です。田んぼとして使われていた土地には、水が逃げにくい構造が残っています。田んぼには田んぼの、畑には畑の、それぞれに合った土台があるのだと、農業をはじめてから身をもって知りました。


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ブルーベリーは、水はけが命

ブルーベリーは、じつは水はけのとても良い土地を好みます。

「ベリー系は水が好きそう」と思われることもありますが、根が水に浸かった状態が続くと根腐れを起こしてしまいます。おいしい実をつけるためには、余分な水がちゃんと逃げていく土台が欠かせません。

元田んぼのこの畑でブルーベリーを育てるには、まず排水の問題を解決することが最初の大仕事でした。


業者さんと一緒に、畑の土台を整える

排水工事は、専門の業者さんにお願いしました。

畑の傾きを測り、水の流れ道を設計して、地中にパイプを埋める。地味に見えて、実はかなり精密な作業です。「ここをこう掘って、あちらへ水を逃がしましょう」と説明してもらいながら、農業の奥深さを改めて感じました。

作業中、父がそばで見ていて「おじいちゃんがここで農業をしていた頃はどんな土地だったんだろうな」とつぶやいていました。工事中の掘り返された畑を見ながら、祖父の時代のことを想像しました。

工事はもうすぐ完成です。


完成したら、次はいよいよ苗植えへ

排水工事が終わったら、いよいよブルーベリーの苗を植える準備に入ります。

水たまりができていたあの場所に、苗が並ぶ。雨のたびに不安な気持ちで眺めていた畑が、実りの場所に変わっていく。そう考えると、工事が終わる日が楽しみで仕方ありません。

農園づくりは、地味な作業の積み重ねです。派手さはないけれど、一つひとつの工程に意味があります。

土台がしっかりすれば、木もしっかり育つ。木がしっかり育てば、実もしっかり実る。そして実がしっかり実れば、来てくれた方においしいものを届けられる。

工事完了のご報告は、またこのブログでお伝えします。


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